最終更新日:2022年3月24日
筋トレやフィットネスを行う理由は人によってさまざまです。運動不足解消、もしくはダイエット目的、またはボディメイク目的など、その違いによって、トレーニング法やトレーニング期間や最適なジム選びなど、考えなければいけないポイントはいくつもあります。
通うジムによっては、フィットネスの質や満足度はもちろん、目標も異なることを知らない方も多いようです。特に、しっかりとボディメイクしたい場合には、そのジムの選び方は重要なポイントとなるものです。
こちらのページでは、そんなジム選びのポイントをわかりやすく、筆者の体験を交えながら、初心者のあなたに最適なジム選びの基準をまとめています。
ジムの形態は主に3つ
まず、ジムにはどのような種類があるかを知っておく必要があります。ジムはその運営会社やサービス提供形態などに違いがあります。また、ジムの形態は次の3つに大きくわけることができるでしょう。それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
パーソナルトレーニングジム
メリット | デメリット |
---|---|
● プロのトレーナー専属で結果を出せる ● 自分専用のトレーニングができる ● 怪我をする可能性が低い ● 食事管理を学べる ● 知識とスキルが身につくからコース終了後も継続できる |
● 料金が高額 ● トレーナーとの相性が合わない場合がある |
パーソナルトレーニングジムは専属トレーナーによって自分専用のメニューが組まれ、最短・確実に目標までのサポートを得られるから結果を出すことができます。また、トレーニングでの怪我のリスクも低く、食事の知識も得ることができます。
パーソナルトレーニングジムで得られる知識やスキルは一生ものとなるかもしれません。なので、コース終了後もその知識とスキルを使って継続することも容易いものとなるでしょう。
とはいえ、パーソナルトレーニングジムは高額な価格設定が多く、またトレーナーとの相性などの問題もあるものです。しかし、明確な目標があるのなら最適な選択となるのが、このパーソナルトレーニングジムだと言えるでしょう。
会員制ジム
メリット | デメリット |
---|---|
● 月会費制でコスパも良い ● 好きな時間に好きなだけトレーニングできる ● 利用設備やインストラクターの有無など、カスタマイズ性が高い |
● トレーニングの時間やメニューを自分で組まなければならない ● 初心者だと利用しにくい |
24時間ジムやフィットネスクラブといったものがコレにあてはまります。月会費制でコスパも良いのが特徴で、24時間ジムであればいつでも利用できるから、混雑とは無縁のトレーニングも可能です。
また、フィットネスクラブであればスタジオメニューやプールでのエクササイズを楽しめ、さらにはスパでリラックスといった使い方も可能です。
但し、このタイプのジムはトレーニングメニューなど、すべての管理を自身で行う必要があります。結局は自分次第となります。なので、知識やスキルを持ち合わせていないような初心者ではちょっと難しいかもしれません。
しかし、多くの会員制ジムではパーソナルトレーニングの設定があったり、トレーニング指導を行えるスタッフの在籍があるジムも少なくありません。なので、初心者の方はそういったジムを見つけてみるのも1つの方法となるでしょう。
公営ジム
メリット | デメリット |
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● 1回の利用料が安い ● 毎月の固定費がいらない |
● 利用時間が短い ● 設備や器具が少ない |
公営ジムは自治体により運営されている公共施設のジムです。この公営ジムのメリットは安く使えるということです。というか、それしかありません。基本的に地元住民の方であれば格安価格で利用できるシステムとなっています。
しかし、設備や器具の面で問題も多いので、その目的によっては利用しづらいかもしれません。但し、運動習慣を身につけたいような場合には最適な選択ともなるでしょう。
【優先順位】失敗しないジムの選び方
トレーニングジムやフィットネスクラブは、その利用の対価としてお金が必要です。それも毎月必要な固定費となります。なので、ジムに入会するのなら入会後に後悔しないためにも、次の5つのことを踏まえて自分に最適だと思うジムを見つけてみてはと思います。
❶ 通いやすい立地か
● 職場の近く
● 自宅の近く
ジム選びで最も重視することは、そのジムの立地です。その基準は上記2つしかありません。この2つがすべてです。おすすめは職場の近くです。但し、職場から近いジムであれば必ず途中で立ち寄れる立地である必要があります。職場から自宅方向を選ぶことをおすすめします。
職場に近いからといっても自宅と逆方法では、しばらくすると面倒になって通わなくなることが目に見えています。なので、職場近くを選ぶ場合は帰宅途中に通える立地が必須でマストです。また、休日もジムに通いたい場合は自宅に近いジムを選びましょう。
❷ 求める設備は整っているか
● 設備や器具は十分に揃っているか
● シャワールーム
● ロッカーや更衣室
充実したトレーニングをできる環境を求めるためには、そのジムの設備や器具が自分が求めるものを提供しているのかを見極める必要があります。例えば、フリーウェイトをメインでやりたいのに、有酸素マシーンばかりのジムでは思うようなトレーニングはできません。
今の自分にとって適切なウェイト、マシンが揃っているからと思って決めてはいけません。しばらくして扱える重量や種目が増えてきても、設備不足や器具不足では通い続ける事ができません。先を見越しての設備や器具、施設なのかを見ておきましょう。
❸ 妥当な料金か
立地が良くて希望する設備や施設のジムであっても、そのコストが高ければいずれは通わなくなってしまうものです。自分にとって必要のない設備や施設にお金を払う必要はありません。自分にとって妥当な料金のジムなのかは地味に大切なポイントです。
❹ パーソナルトレーナーは在籍しているか
あなたが初心者であれば、そのジムにパーソナルトレーニングを提供するトレーナーの在籍を確かめる必要もあるかもしれません。パーソナルトレーナーは目的・体質に合わせたトレーニングメニューを設定して、無理なく続けられる日程を組んでくれますので参考にしてください。
❺ 見学・体験できるか
24時間ジムやフィットネスクラブでは、見学はもちろん体験コースの用意がある場合が多いです。希望のジムがあなたの条件を満たしている場合には、このような制度を利用して最終ジャッジをしてみることをおすすめします。
この見学や体験は、最もジムが混み合う時間帯となる18:00〜21:00に足を運んでみる事がおすすめです。その際は、実際に自分がトレーニングしたい設備や器具の稼働状況を確認してみてください。そうすることで、自身が入会した後のイメージもつきやすいのではないかと思います。
まとめ:優先順位をつけて決めましょう!
ジム選びはその後を大きく左右するとても大切な選択となります。立地や料金、さらには設備や施設など、その選択の判断基準は人それぞれです。必要なものや必要じゃないものなど、選択肢もいろいろです。
自分にとって何が重要なのかを順位付けしてみてはいかがでしょうか。また、見学や体験ができる場合は積極的に利用してみることをおすすめします。
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