最終更新日:2022年3月24日
筋トレやフィットネスを行う理由は人によってさまざまです。運動不足解消、もしくはダイエット目的、またはボディメイクが目的なのかの違いによって、トレーニング法やトレーニング期間、そして最適なジム選びなど、考えなければいけないポイントはいくつもあります。
特に、しっかりとボディメイクしたい場合には、そのジムの選び方は重要なポイントとなるものです。また、ダイエットでも同様です。こちらの記事では、ボディメイクとダイエットの大きな違いをまとめています。まずは、この違いを理解しておきましょう!
ボディメイクとダイエットの違いはこの3つ!
● 目的
● 対象物
● トレーニング
ボディメイクとダイエットには、大きく上記3つの違いがあります。ダイエットとは「痩せるのも目的とした減量」のことで、一方のボディメイクは「痩せることだけではなく、トレーニングを主とした理想の体作り」に対して使われる言葉となります。
共通することとして、ダイエットもボディメイクも食事の見直しと改善、と同時に適度な運動や時にはハードな運動を取り入れることが必要です。しかし、ダイエットとボディメイクはそのやり方や考え方にも違いがあります。
「目的」が違う!
ボディメイク:理想の体型作り
ダイエット:理想の体重
ダイエットの大きな目標となるのが「減量」です。それのみにフォーカスしていると言って良いでしょう。ですが、体重の減少はあっても体型に変化はありません。同じ体型のまま体重が減るだけとなります。あなたの体型がそのまま現れます。
一方のボディメイクは、体重の減少は特に関係ありません。トレーニングやエクササイズで体を引き締めて尚且つ、筋肉でメリハリをつけた理想の体作りがその大きな目的です。なので、理想の体に近づいていれば体重の増減は気にする必要はありません。
例えば、ダイエットで60kgになった人とボディメイクを行って60kgになった同じ体重の人では、同じ体重でありながらその見た目は大きく違います。
ダイエットは成功してもサイズダウンするだけで体型は変わりません。結論、ボディメイクとダイエットは「目的」に大きな違いが生まれるということです。
「対象物」が違う!
ボディメイク:鏡
ダイエット:体重計
ボディメイクとダイエットの体型と体重の違いから、フォーカスする対象物にも違いが生まれます。ダイエットの目的は単純に減量目的です。なので、常に気にするのは体重計の針となるでしょう。
一方のボディメイクでは体型の変化を目的としていることから、その対象物は鏡になります。体重の増減ではなく常に気になるのは、その体型を映し出す鏡のみです。
ダイエットとは、理想の体重へ近づいているのか?またボディメイクは、理想の体に近づいているのか?その対象となるものにも大きな違いが生まれるということです。
「トレーニング」が違う!
ボディメイク:ウェイトトレーニング
ダイエット:自重or有酸素
ダイエットは食事管理だけで行う方も少なくありません。しかし、食事のみのダイエットでは間違いなくリバウンドが起こります。また、健康的にダイエットすることも難しいでしょう。
ダイエットであっても適度なトレーニングを併用することが最良の方法となります。また、ボディメイクでは高負荷のウェイトトレーニングが必須です。必ず行わなければなりません。
ダイエットではハードなトレーニングは必要ありません。またダイエット目的の人はそもそもハードなトレーニングを希望していません。簡単に自宅でも行える「自重トレーニング」やヨガやピラティスなどのエクササイズを取り入れることが一般的でしょう。
ボディメイクは「自重トレーニング」では効率も悪く、遠回りになるだけです。高負荷を与える「ウェイトトレーニング」が必須となります。下半身が気になるなら下半身を重点的に、といったように部位別でメリハリをつけたトレーニングが必要になります。
まとめ:自分が目指すものによって方法が変わる
ダイエットは食事制限のみで行う方が多いようですが、リバウンドや健康のためにも適度な運動を習慣化することを選択してください。自宅で簡単に始められるオンラインフィットネス・サービスが充実しています。また、無料で始めることができるので、そいったサービスを利用するのも良いでしょう。
ボディメイクは理想の体作りを目指すものです。ウェイトトレーニングは正しい知識と方法が必要になります。知識や方法の持ち合わせがない場合には、ジムに通ってトレーナーなどの専門家にアドバイスを受けたり、またはネットでそういった専門家の情報収集をしてみても良いかもしれません。
ダイエットとボディメイクにはそれぞれに目的や方法に違いがあります。なりたい自分は見つけたら、自分にあった方法を探してみてはいかがでしょうか。
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